脂肪腫(リポーマ)とは?粉瘤との違いと見分け方を形成外科専門医が解説大阪皮膚のできものと粉瘤クリニック古林形成外科難波心斎橋院

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医療コラム

脂肪腫(リポーマ)とは?粉瘤との違いと見分け方を形成外科専門医が解説大阪皮膚のできものと粉瘤クリニック古林形成外科難波心斎橋院

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こんにちは、古林形成外科難波心斎橋院です。

この記事でわかること

脂肪腫(リポーマ)の原因と特徴
粉瘤との見分け方と症状の違い
・形成外科での治療の選択肢と受診のタイミング

難波・ミナミで働く方や道頓堀エリアで接客・飲食のお仕事をされている方から、「腕や背中のやわらかいしこりが気になる」「粉瘤と脂肪腫はどう違うの?」というご相談をよくいただきます。しこりの正体がわからないまま放置されている方も少なくありません。この記事では、良性腫瘍である脂肪腫について、粉瘤との違いをわかりやすくまとめました。

脂肪腫(リポーマ)とはどんな病気ですか?

脂肪腫は、皮膚の下にある脂肪細胞が過剰に増殖してできる良性の腫瘍です。医学的には「リポーマ(Lipoma)」と呼ばれ、良性腫瘍の中でも最も発生頻度が高い腫瘍のひとつとされています。悪性(がん)に変化することは非常にまれで、命にかかわる病気ではありません。

原因は完全には解明されていませんが、脂肪細胞の局所的な増殖によって生じると考えられています。40〜60代に多くみられますが、20〜30代で発症することもあります。背中・肩・腕・腹部など、脂肪組織のある部位にできやすい傾向があります。

重要なのは、脂肪腫は自然に消えることがない点です。放置していてもなくなることはなく、ゆっくりと大きくなるケースがほとんどです。気になる症状があれば、早めに専門医を受診することをおすすめします。

脂肪腫と粉瘤の違いは何ですか?

皮下のしこりに気づいたとき、「これは脂肪腫?それとも粉瘤?」と迷う方が多くいらっしゃいます。どちらも皮膚のできものとして現れますが、由来・性質・治療法が異なります。

特徴脂肪腫(リポーマ)粉瘤(アテローム)
由来脂肪組織の増殖皮膚の表皮細胞が袋状に変化
触り心地やわらかい・弾力ありやや硬め・押すと動く
臭いない内容物が臭う場合あり
炎症起こりにくい細菌感染で炎症・化膿することがある
自然治癒しないしない
治療形成外科での摘出術くりぬき法または切開法

診察では触診だけでなく、エコー(超音波)検査を用いて内部の性状を確認します。当院では診察当日にエコー検査で脂肪腫・粉瘤・その他のしこりを鑑別できるため、「これは何のしこりか」をその場でお伝えすることが可能です。

どんな症状が出たら受診すべきですか?

脂肪腫は多くの場合、痛みがなくゆっくり大きくなります。以下のような状態に当てはまる方は、一度受診されることをおすすめします。

  1. 皮膚の下にやわらかいしこりがある
  2. 以前より大きくなってきた気がする
  3. 押すと軽い圧迫感・違和感がある
  4. 見た目が気になる(露出部にある等)
  5. しこりが硬くなってきた・急に大きくなった(要受診)

急速に大きくなる・硬さがある・痛みが強いといった場合は、他の腫瘍との鑑別が必要なため、早めの受診が大切です。

脂肪腫の治療はどうすればいいですか?

脂肪腫の根本的な治療法は、外科的な摘出術です。薬で消すことはできません。局所麻酔をして皮膚を小切開し、脂肪腫の塊ごと丁寧に取り出します。日帰りで手術を受けていただける場合がほとんどです。

当院の総括医・古林玄は、がん研有明病院での乳房再建・聖路加国際病院での顔面形態手術を経た日本形成外科専門医です。「マニュアル通りではなく患者様一人一人にあった治療を行なっております」という考えのもと、脂肪腫の治療においても腫瘍の大きさ・部位・深さに応じて切開の方法を選択しています。拡大ルーペと形成外科的縫合により、傷跡を最小化することを最優先にしています。

脂肪腫・粉瘤はいずれも保険診療の対象となる場合があります。費用の目安は診察後にお伝えしますので、まずはお気軽にご相談ください。

なんば駅出口すぐの立地のため、お仕事帰りや道頓堀・ミナミでのショッピングのついでにもご来院いただきやすい環境です。年中無休で診療しておりますので、急な症状にも対応できます。

よくある質問(FAQ)

Q. 脂肪腫は放置しても大丈夫ですか?

悪性化の可能性は非常にまれですが、自然に消えることもありません。時間とともにゆっくり大きくなることが多く、大きくなってからの手術ほど切開が大きくなる傾向があります。脂肪腫は小さいうちに対処するほど、切開範囲が小さくなり傷跡を抑えられる可能性があります。気になる方は早めのご相談をおすすめします。

Q. 手術は痛いですか?どのくらいの時間がかかりますか?

局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔注射の際に少しチクッとする感覚がある程度です。手術時間は腫瘍の大きさによりますが、小さいものは数分で終わる場合もあります。術後は当日または翌日からシャワーをご使用いただける場合がほとんどです。

Q. 手術後の傷跡はどうなりますか?

形成外科的縫合では、皮膚の張力を考慮した縫合技術により傷跡が目立ちにくくなるよう工夫しています。術後1か月ごろに傷が硬くなる時期がありますが、3か月〜半年で柔らかくなり、目立ちにくくなる傾向があります。個人差がありますので、経過についても診察時に丁寧にご説明します。

Q. 粉瘤かどうかわからなくても相談できますか?

はい、「しこりがあるけれど何かわからない」という状態での受診が多くいらっしゃいます。当院ではエコー検査を用いて診察当日に脂肪腫・粉瘤・その他の腫瘍を鑑別できます。難波・ミナミ周辺で皮膚のしこりが気になる方は、お気軽にご来院ください。

まとめ

  1. 脂肪腫(リポーマ)は皮下脂肪組織の良性腫瘍で、自然には消えない
  2. 粉瘤との大きな違いは「やわらかさ」「臭いがない」「炎症を起こしにくい」点
  3. 治療は形成外科での摘出術。保険診療の対象となる場合がある
  4. 小さいうちに対処するほど傷跡を小さくできる可能性がある
  5. 当院では診察当日にエコーで鑑別・手術プランのご提案まで対応可能

難波・心斎橋で皮下のしこりが気になる方は、なんば駅出口すぐの古林形成外科難波心斎橋院へお気軽にご相談ください。WEB予約は24時間受け付けております。

参考文献
  • Kransdorf MJ. Benign soft-tissue tumors in a large referral population: distribution of specific diagnoses by age, sex, and location. AJR Am J Roentgenol. 1995;164(2):395-402. 
  • 日本形成外科学会
  • 日本皮膚科学会 

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

記事監修:古林 玄(日本形成外科学会専門医)

粉瘤のご相談は、なんば駅出口すぐの当院へ

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